ミッション・ステートメント
日本列島は、地球上でも特に自然災害の危険性が高い宿命の地であり、この地に生きる私たちは、長年にわたり自然災害への対応力を高めてきました。
しかし、2011年3月11日に発生した東日本大震災津波により、私たちは多くの尊い命を失いました。
この悲しみを繰り返さないためには、知恵と技術で備え、自ら行動することにより、様々な自然災害から命を守り、そして、自然災害を乗り越えていくことが重要です。
東日本大震災津波伝承館は、先人の英知に学び、東日本大震災津波の事実と教訓を世界中の人々と共有し、自然災害に強い社会を一緒に実現することを目指します。
そして、東日本大震災津波を乗り越えて進む姿を、支援への感謝とともに発信していきます。
組織及び職員紹介
東日本大震災津波伝承館 組織図
東日本大震災津波伝承館 解説員

戸羽 純子 解説員
◎来館者へ一言
開館前の研修で、私は知らなかったことがたくさんありました。うまく伝えられるようがんばりますので是非いらしてください。

金野 聡子 解説員
◎来館者へ一言
東日本大震災津波の悲しみを二度と繰り返さないためにも、展示物から“命を守るための行動”を学ぶきっかけとなって欲しいです。

人首 ますよ 解説員
◎来館者へ一言
皆様が学びをきっかけに自然災害を自ら判断し、身を守る行動ができるよう、記憶に残る解説をしていきたいと思っています。

千田 房代 解説員
◎来館者へ一言
いつかまたくる津波。
ひとりひとりの言葉をつないで世代を越えて伝えていきましょう。

美野 生子 解説員
◎来館者へ一言
“命を守り海と大地と共に生きる”みなさまの心に届くよう、お一人お一人の想いに寄り添った解説を大切にしていきたいと思っています。お気軽にお声がけ下さい。

吉田 彰 解説員
◎来館者へ一言
ご来館された方々が一つでも多く「感じ」「思い」「考える」という事が、震災の風化を防ぐことに繋がります。解説員として皆様をサポートして行くことに使命感を持って取り組んで参ります。

熊谷 葉月 解説員(英語対応)
◎来館者へ一言
次におこる津波や様々な災害に対し、私たちに何ができるか一緒に考えていきましょう。

海山 めい 解説員(中国語対応)
◎来館者へ一言
私の中国の名前は「徐明」と申します。日本語と中国語と韓国語が話せます。
中国や韓国の方々にも、地震や津波のことを知っていただき、いざという時に備えになればと思います。

下斗米 霞 解説員(中国語対応)
◎来館者へ一言
「東日本大震災津波伝承館」へようこそ。
私は20 年前に中国から日本へ来ました。中国の名前は「高霞」と申します。
どうぞ宜しくお願いします。
施設概要
施設の設置場所 | 岩手県陸前高田市気仙町字土手影180番地(高田松原津波復興祈念公園内) |
延床面積 | 7,079㎡ |
展示面積 | 1,155㎡ |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造2階建 |
駐車可能台数 | 約180台 |
沿革
平成23年3月11日 東日本大震災津波発生 |
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H23.4.11 | 「がんばろう!岩手」宣言発表 |
H23.8.11 | 「岩手県東日本大震災津波復興計画」策定 |
H24.3 | 国土交通省が「震災復興祈念公園の基本的あり方」を整理 |
H24.7〜 | 高田松原地区震災復興祈念公園構想会議 >公園のあり方に関する提言の公表(H25.3) |
H25.9〜 | 岩手県における復興祈念公園基本構想検討調査有識者委員会 >基本構想の策定(H26.6) >基本計画の策定(H27.8) |
H26.10.31 | 「東日本大震災からの復興の象徴となる国営追悼・祈念施設(仮称)の設置について」閣議決定 |
H27.1.30 | 「重点道の駅」に道の駅「高田松原」が選定 |
H27.8〜 | 高田松原津波復興祈念公園有識者委員会 |
H27.9〜 | 高田松原津波復興祈念公園震災津波伝承施設検討委員会 >基本計画の策定(H28.6) >基本設計取りまとめ(H29.3) >実施設計取りまとめ(H29.12) |
H28.4.11 | 新「がんばろう!岩手」宣言発表 |
H30.3 | 展示制作業務契約 |
H30.3.26 | 正式名称を「東日本大震災津波伝承館」と決定、公表 |
H30.8.23 | 愛称を「いわてTSUNAMI(つなみ)メモリアル」と決定、公表 |
H31.3.25 | 「東日本大震災津波伝承館条例」制定 |
R1.9.22 | 「東日本大震災津波伝承館」開館 |