12月22日(日)、短編映画『漂流ポスト』の上映会を開催しました。陸前高田市に実在する「漂流ポスト3.11」を題材に、東日本大震災により心に傷を負った人々の喪失と蘇生を描き、フランスのニース国際映画祭で外国語短編映画部門の最優秀作品賞を獲得するなど、海外の映画祭で相次いで高い評価を受けている本作ですが、清水健斗監督、また、漂流ポストの設置者である赤川勇治さんのご協力のもと、今回の上映会が実現しました。
赤川さんにもお越しいただいた上映会(全6回)には、県内外から多くの皆様にご来場いただきました。来場者の皆様からは、「生きていくことの意味をもう一度考えるきっかけになった。」、「大切な人に、気持ちを伝えられる時に伝えていきたい。」等の声が聞かれました。
東日本大震災津波伝承館では、今後も映像作品の上映を含め様々なイベントを開催する予定です。